ログインできましたわ。
何をどうしたらログインできるのか…
よくわからないまま久々にはてブのあちこちを押してたら、
なんとかログインできました。よかったね。
これを機に、荒れ放題の水槽をなんとかしたいと思いました。
(これだけのことならTwitterでいいんじゃんね)
アリーナ、分かってきました。 pic.twitter.com/K2l9vZLVlx
— ナイ卜ウ (@neginaito) 2021年6月6日
近況です。
自作キーボードに(略)(3)
続きです
完全に書くの忘れてた。面倒なので最後まで行きます。
4キーマクロパッドの快適さに増長した私は、
いよいよキーボードを自作することを決意しました。
日頃腰が痛い足が痛い肩が痛い脳が痛いと、しょっちゅうあちこちの痛みを訴える私に半ば呆れている妻も「身体のためならしゃーない、買いな!」と容認してくれています。(余談ですが、日頃から足のむくみに悩まされている妻には医療用にも使われているマッサージャーをプレゼントしています。どうだ!)
折しも新コロで在宅勤務真っ最中。通勤が無くなったりして可処分時間が大幅に増えたので、作るのは今このタイミングしかないでしょ!給付金も出るし!と、キット購入に踏み切りました。
なおこの「給付金出るし!」ですでに10万円以上は軽く使っちゃっているであろうこともご報告します。
ということで、遊舎工房さんのサイトから以下のとおり注文。新コロで店舗休業中ですが、通販はやってくれていました。ありがてえ。
【キーボード】
・ErgoDash
【キーキャップ】
・DSA 50% Dye-Sub keycaps
・DSA Blank keycaps 1U *12
【スイッチ】
・Kailh BOX スイッチ Burnt Orange(タクタイル軸)*70
【アクセサリー】
・TRRSケーブル
・USB microBケーブル
なんだかんだ全部で22,000円くらい。
通常のキーボードがだいたい100のキーで構成されているので、今回のキットのように70のキーで構成されているものを「70%キーボード」と呼ぶとか。
ということは、70のダイオードと70のスイッチをはんだづけするわけで、なかなか歯ごたえのある工作になります。
ちなみに、キースイッチはコクコクッという打ち味があるタクタイル軸を選びました。静かなリニア軸が人気のようですが、やはり打鍵感を味わいたいので。よって、軸の重さも標準よりちょっと重めのものです。普通押下圧55gくらいのところ、これは70gくらいです。
この時点で本当はpro microも接続してキーマップを書き込んで接触不良の有無を家訓しなきゃなりません。ぼくはとにかく先に形を見たい人間なので、このまま勢いで裏面のアクリル板も組み立てちゃったし、キーキャップもつけてしまってからテストしたので何か所かはんだ不良があり泣きながら分解しました。
スイッチは結構はんだが染み渡るほどのつもりで盛らないと、接触不良になりがちな感じがするなー。ちゃんと電子工作できる人ははどの程度はんだ盛ってるんだろう?
pro microは上の写真のようにしてコンスル―にはんだ付けしましたが、これじゃ全然固定できてないのでおとなしく序盤のうち(キースイッチをセットする前)に基盤に挿し込みながらはんだでけしておくのが正解だと思いました。
刻印とキーマップがちぐはぐだったりするんだけど、とりあえずできました。
ところで普通のキーボードだけ普段見てると違和感ありません? そう、このキーボード、格子配列といってキーが縦にまっすぐ並んでるんですねー。このErgoDashは手に合わせて横の配列がアーチを描いていますが、マジ格子配列だときれいに格子状に並んだキーボードになります。
(マジ格子配列の例。かっこいい!カワイイ!)
ぼくはこの格子配列が「いかにも自作キーボード!」って感じがしてこれをチョイスしたんですけど、正直最初は全然慣れませんでした。例えば普通のキーボード配列だと「i」と「m」は横にキー半個分くらいのズレなんですが、格子配列だとキー一個分ズレてるんですね。感覚的にはその隣の「n」の場所に「m」があるってことです。
さらに分割キーボードで個人のタイピングの癖も明らかになるというか、私は「b」は右手人差し指で打ってたんですね。でも分割キーボードだと「b」は左手側なんですよね…。どうしよう~と思って苦肉の策で右手側一番左の列に配置したりして試したんですが(こういう試行錯誤ができるのが魅力です!)、どうにもしっくりこないので諦めました。
これらは本当にしばらく慣れなかったので、「どうしてこうなった…」と夜も眠れず、あまりにも眠いので仕事中にウトウトする羽目になりました。支障ありまくり。
まあ、一週間くらいで慣れましたけどね。
それで本来のキーボードが打てなくなるかというと、とくにそんなこともありませんでした。もはや使い慣れてすこぶる快適です。机の手前左右にキーボードを置くことで楽にタイピングできるようになりましたし、背中も丸まらず画面から離れられるので、長時間のタイプも苦にならなくなりました。最高です。
なによりキーボード組み立てという作業自体、工作好きには楽しい工程です。キットなど既成のパーツを組み合わせて組むだけではなく、高みを目指す人はゼロからキーボードを作ったり、キーキャップを自作したり、スイッチ自体のカスタムをしたり、と色々な自作キーボードの世界があります。まさに沼! なにより自分で作ったキーボードには愛着が湧くこと請け合いです。
ただ、分割キーボードには一つだけ難点が。
猫が机の真ん中に居座るようになってしまいました。
自作キーボードにうっかり手を出した話(2)
続きです
遊舎工房さんは秋葉原駅から徒歩10分くらいのところにあります。
秋葉原中心の喧騒から離れて、小さな個人商店が軒を連ねているような、そんな路地を
入ったところにあります。
お店の写真は撮り損ねたのですが、こぢんまりとしてるけど明るい内装。
組みあがった状態のキーボードや、小分け包装されたパーツなどが陳列されてます。
ぼくは完全に素人で、本当に作れるかビビっていたので、
お手軽に入門できる、というmeishi2というキットを買いました。
ここは個人製作のキットなども委託販売してるんですねー。キーボードの基盤からのセットだけでなく、オリジナルのキーキャップを作ってる人もいるとか。
ていうかそういう世界なのか、面白いな…沼だな…
このセットだけで、名刺サイズの4キーマクロパッドが作れます。
製作中は夢中でやったので画像がありません(メメント・モリ)。
ここまで組むのに30分くらいかな?
キーひとつにつきダイオードがひとつ。それにマイコンとスイッチ、全部で42ヵ所はんだづけをします。W数が低いコテだとよい感じですねー。
キースイッチはそれぞれ色が違いますけど、左からカチャっと音が鳴るクリッキー軸、音はなく打鍵感がスムースなリニア軸、ちょっと打鍵が重めのリニア軸、コクッという打鍵感があるタクタイル軸です。これだけで押し心地が比べられるキットになっているとは…完全に沼の中から呼びに来てんじゃん
キーキャップも色がランダムで入ってました。
左ふたつはスプラトゥーンカラーですね(ご満悦)。
組み立てはそんな感じなんですが、ここからキーボードとして使えるように、ファームウェアの書き込みというのをしなきゃならんのです。
正直プログラムとかにほとんど触れてこなかったので困りました。
でも大丈夫。そんな私みたいな人間のためになんとかしてくれるサイトがあるんですねー。(以下自分の覚書でもあるので、ちょっとクドいです)
「QMK Configurator」というサイトですが、ここのプルダウンメニューからキットの名前を探せば、そのキットのキーマップ(配列図)が出てきます。(遊舎工房さんで購入できるキットだと、キットのガイドページから直接アクセスできます)
キーマップを替えたければ、そのキーをクリックして下のメニューから割り当てたいキーをクリックする(または使っているキーボードの該当キーを押す)と変更できます。
できたら右上の「COMPILE」を押すと何故か回転するイモの動画が表示されます。動画が消えたらコンパイル終了。「COMPILE」のちょっと下にある「FIRMWARE」を押すと、出来上がったファームウェア(Hexファイル)がPCに保存されます。ついでに「PRINT KEYMAP」を押すとキーマップの印刷ができますのでやっておきましょう。
で、こうしてできたファイルをキーボード(のマイコン)に書き込むのに必要なのが、「QMK Toolbox」というソフトです。DLしてダブルクリックするだけ。
Toolboxを開いたら、さっき保存しておいたファイルを指定して、Auto-flashというチェックボックスにチェックを入れ、接続したキーボードのリセットスイッチを押します。
「avrdude.exe done. Thank you.」と表示されたら成功です。これだけ!
meishi2くらいのマクロパッドならいいのですが、それよりキー数が多い場合はQMK configuratorに戻って、「TEST KEYBOARD」からキーが割り当てられているかチェックするといいです。
結構、この段階ではんだ不良で入力が受け付けられないことがあります。ちゃんとやってる人はここにくるまでにテスターなりなんなりでチェックしてると思いますが。
見つけたらそのキースイッチがちゃんとはんだづけされてるか、確認します。スイッチは本体が樹脂なのでコテで温めすぎると焦げくさくなり、あまりはんだを流さないでしまうことが多いような気がします。よーくはんだが溶け込んでいるか盛られているか確認しながらやるのが正解ですね。
画像も何もなくて分かりづらいですが、詳しくは以下のサイトを参考にするといいです。ここより詳しく、ちょっと専門的に書かれています。ていうかこのサイトを最初から参考にしたほうが済む気がしてきた。
salicylic-acid3.hatenablog.com
注意しなきゃいけないのは、キーボードとPCをつなぐケーブルはちゃんとデータ転送用のものにすること。私は携帯か何かについてきたmicroUSBケーブルで最初試みましたが、データ転送には対応してなかったらしく、いくらやっても書き込みができませんでした。充電用ケーブルだったんですね。電器屋にいけばしっかりしていて長さも好きに選べるので、ちゃんと買ったほうが満足度も高いです。
ということではじめての自作キーボードができました。
仕事でコピペを使う機会がめちゃくちゃ多いので、4キーの左端からそれぞれ
「ctrl+A」「ctrl+x」「ctrl+C」「ctrl+V」を当てています。
すごく便利。
これが無事に作れたことに味を占めて、いよいよ分割キーボード製作を企むのです。
自作キーボードにうっかり手を出した話(1)
えー、肩こり腰痛に分割キーボードがいいぞ、
という話がございまして。
背中を丸めてキーボードに向かっているとまあ良くない、ということなんですが、分割にすると腕を広げることができて肩が開く、猫背もマシになるし呼吸も楽にできるようになるぞと。
そういう雰囲気の話です。各自イメージで補ってください。なんとなく言いたいことは分かりますよね??ね???
ヘルニアの悪化から坐骨神経痛になり、肩こりからくる頭痛にも悩まされていたわたくしが、分割キーボードに活路を見出すのはごく自然な話といえるでしょう。
しかしなかなかいいお値段なんですよ。
上記のはリーズナブルなほうで16,000円くらい。
ヨドバシとかケーズデンキで2,000円くらいのワゴンに入ってるようなキーボードを愛用している身としてはちとハードルが高い。
そんなときTwitterで見つけたのが、
「自作キーボード」というジャンル。
自作キーボード専門店の看板を描かせていただいたので軽く紹介https://t.co/finbjCHK6v pic.twitter.com/CAPG8d87tk
— 大沖 (@daioki) January 13, 2019
えーなんすかこれ。専門店?
分割キーボードもあるじゃないですか。
へー、自作キーボードか、おもしろそうだな〜 pic.twitter.com/oCoTTZIdaD
— 大沖 (@daioki) August 3, 2018
面白そうじゃないですか。
(大沖先生のpostを引用させていただきました。独特なテンションの漫画が素敵な漫画家さんです)
自作キーボードはキーの手応えや配列、キャップなどが自在にカスタマイズできるのが魅力だとか。
日頃capslockやinsertといった日本語入力に全く不要なキーをキーボードから引っこ抜いて使っているほど、これらのキーを憎んでいる私です。
不要なキーをキーボード上から抹殺できることがなにより魅力的に思えました。
しかもカワイイ!
組み立てには最低限、はんだづけの技量が必要らしいです。
はんだづけ大好き。クラフト欲求も満たしてくれる上に実用的なものができちゃうなんて、やるしかないじゃないですか?
と、ひとりでどんどん盛り上がってしまったので、退勤のアキバ乗り換えのついでに、遊舎工房さんに寄り道することにしたのでした。
(まさかの続き物)
最近の水槽
たまにPV数を見るとですね、
数件のアクセスがあるんですよね…
過去記事をご覧いただいてるっぽいのですが、
ありがたいことです。
相変わらず、ほそぼそと水槽はやっています。
前回の水槽は紆余曲折あり、かなりイケてたんですけど
写真に残してなかったのが本当に惜しいなーいやー惜しいなー
いや、実際きっちり仕上がっていったんですけど、
性格が有茎草に合わないんですよね。
トリミングって面倒じゃないですかもう手とかびちゃびちゃになって
水槽回りもびしょびしょで子どもに「この辺濡れてるー!」とか言われてね。
垂らすほうが悪いんすけど。
なので、最近は陰性水槽メインで立ち上げました。
オークロ好きなんだよねー。
前の水槽でもオークロは植えてもしゃもしゃになり(≠崩壊し)、
リセット時にトリミングしたのを石に適当に巻いています。
右手前のは近所の子にあげようと養生しているオークロボールです。
黄色いな!やば
オークロが存在感出過ぎてきてるのと、
バリスネリアが左右の空間でも生き生きし過ぎててちょっと邪魔ですね。
抜こう。
ちなみに、新たに植栽したピンナティフィダ、
またラプラタサンドは茨城の水草水槽文化を支えるBreathさんで購入しました。
いつも助かってます、吉原さん。
あとラプラタサンドは洗わないで入れると、
水が牛乳みたいに真っ白になりエビが酸欠でお亡くなりになります。
皆さん、ラプラタサンドと手は時間をかけて念入りに洗いましょうね。
(時事をからめてうまいこと言った。)